「MNTSQ for Enterprise」の自動ドラフティング機能を シンジケートローン契約作成に活用〜対話形式の質問への回答による、契約書のドラフト自動作成を実現〜
MNTSQ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:板谷 隆平、以下「当社」)は、契約業務の一連のプロセスを変革するサービス「MNTSQ for Enterprise」を株式会社三井住友銀行(本社:東京都千代田区、頭取CEO:髙島 誠、以下「三井住友銀行」)へ提供開始しましたので、お知らせいたします。
- 提供サービスの概要
対話式で質問に回答していくことで、契約書のドラフトが自動で作成でき、Word形式のファイルに出力できるMNTSQのドラフティング機能を、シンジケートローン契約(※1)向けに設定しています。
ユーザーが質問に答えるとき、システム上で注意点が表示され、また、条項の前後関係で矛盾する入力がないようにチェックが自動で行われるため、担当者の熟練度にかかわらず、ミスが起きにくい仕様になっています。また、契約書に加えタームシートのドラフティングにも対応しています。これにより、ドラフトの正確な作成およびドラフティング時間の大幅削減に成功しました。
なお、MNTSQが長島・大野・常松法律事務所向けにサービスを提供していたことがきっかけで声がかかり、本サービスを利用いただく運びとなりました。
MNTSQではこれからも、大企業の契約業務に携わる人が、本来時間を割くべき業務に集中できる環境を整えるようなサービスを提供してまいります。
(※1) シンジケートローン契約:
複数の金融機関が協調してシンジケート団を組成し、一つの融資契約書に基づき同一条件で融資を行う資金調達手法のことです。
各金融機関は一つの融資契約書に基づき個別に貸出を実行します。大口の資金調達等において、シンジケートローンを活用する動きが企業の間で定着してきております。借入人ニーズに則した柔軟性ある借入形態・ローン条件を設定する案件が多くなり、それに伴い契約書のドラフティング業務も複雑になっています。
- 「MNTSQ for Enterprise」の概要
「MNTSQ for Enterprise」は大企業向けの契約データベースサービスです。社内にある契約関連データを「MNTSQ for Enterprise」に移管すると、契約の相手方、契約締結日、有効期限や取引金額など、契約管理や電子帳簿保存法の対応に必要な情報を、契約書に特化したOCRでデータ化し、機械学習を活用して抽出することができます。
さらに、契約の内容を契約当事者や契約の類型ごとに自動的に分類・条項レベルで分析をすることで、契約業務に有用なナレッジを自動的に蓄積していくことが可能です。
また、四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所が監修する契約業務のベスト・プラクティス(契約雛型、条項やその解説)も「MNTSQ for Enterprise」上で閲覧できるため、若手の育成を含めて部内全体の業務品質の向上にも貢献いたします。
- MNTSQ株式会社について
「未来の社会インフラとなるリーガルテクノロジーをかたちにする」ことをミッションとして2018年11月に設立しました。機械学習のうち、特に自然言語処理分野に強いPKSHA Technologyとの資本技術提携をベースにした高い技術力と、8億円の出資をいただいた四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所からのリーガルリソースを強みに、大企業向け契約データベース「MNTSQ for Enterprise」を提供中です。
会社名:MNTSQ株式会社(モンテスキュー)
設立日:2018年11月14日
所在地:東京都中央区日本橋堀留町2-9-8 Daiwa日本橋堀留町ビル4F
代表者:板谷 隆平
URL:https://mntsq.co.jp