お知らせ

グローバルに展開するナブテスコ社が法務の基幹システムとして「MNTSQ CLM」を導入

グローバルに展開するナブテスコ社が法務の基幹システムとして「MNTSQ CLM」を導入

MNTSQ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:板谷 隆平、以下「当社」)は、ナブテスコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木村 和正、以下「ナブテスコ」)に契約業務DXを実現するサービス「MNTSQ CLM (モンテスキュー シーエルエム )」の提供を開始したことをお知らせいたします。


  • 提供の背景

ナブテスコは、2030年を最終年度とする長期ビジョンで「未来の“欲しい”に挑戦し続けるイノベーションリーダー」を掲げ、独自のモーションコントロール技術を核に、コンポーネントとデジタルが融合した新商品の開発、グローバル市場のコンペティターに打ち勝つ提案型企業への転換、スピーディーなグローバル経営体制の構築などを推進しています。このようなビジネスの変革と成長を支える同社法務・コンプライアンス部は、契約・法務相談業務をDXにより効率化・高度化し、同部の人的リソースをより重要な経営マターに重点的に投入する必要性に直面していました。そこで、同社法務・コンプライアンス部は、契約・法務相談の業務基盤(受付・審査等のワークフロー)について、これまで利用していたHCL社 Notes(ノーツ)から、より法務業務に特化したプロダクトへの移行を検討していました。


  • 選定理由

ナブテスコ法務・コンプライアンス部、知的財産部、DX推進部及び情報システム部による協働での検討の結果、以下の理由で、同社の法務業務を支えるプロダクト(契約・法務相談の業務基盤)として「MNTSQ CLM」が採用されました。

    • 既存システムからのスムーズな移行
      • 「MNTSQ CLM」の案件管理を用いて、従来の契約・法務相談の審査プロセスを代替することが可能となる。
      • これにより、案件受付から回答までのプロセスを可視化し、法務コンプライアンス部・知的財産部へ寄せられる相談件数や進捗を適切に管理することができ、契約・法務相談業務の担当者への案件アサインの効率化・平準化とガバナンスの強化が見込まれる。
    • ナレッジのフル活用による業務の効率化・高度化
      • Notes等に蓄積された過去の契約・法務相談に関するデータ(法務・コンプライアンス部及び知的財産部のナレッジ)を「MNTSQ CLM」のデータベースに移管し、契約類型、当事者などの項目に応じた契約データ全体をMNTSQ独自の契約解析アルゴリズムで整理することで、ナレッジとして活用可能な形に変換する。
      • 契約審査・交渉の経緯が、「MNTSQ CLM」の案件管理を通じて自動的にデータベースに蓄積され、そのままナレッジとして活用可能になる。
      • これらの蓄積されたナレッジ(ビッグデータ)に「MNTSQ CLM」のAIレビュー機能を掛け合わせることで、契約・法務相談業務が効率化され、より重要な経営マターにリソースを重点的に投入できる。
      • ベテラン法務スタッフの属人的な経験とセンスに頼っていた従来の業務遂行スタイルから、蓄積されたナレッジを部全体で広く活用する業務遂行スタイルへと転換し、契約・法務相談業務の高度化と持続可能性の確保も可能となる。
    • 海外拠点との連携強化
      • 日本語/英語UIの切り替え機能により、日本語が母語ではない海外拠点の法務メンバーも、同一プラットフォーム上で契約・法務相談に関する業務遂行や情報共有が可能になる。


  • 導入企業によるコメント

ナブテスコ株式会社 執行役員 法務・コンプライアンス部長 本田 小貴子様
事業環境が高度に複雑化し、著しく変化する今日、法務・コンプライアンス機能を担う当部は、経営サイドの前に立ちはだかる多種多様な課題を迅速に解決する役割を求められています。一方、ベテランの法務人材は引く手数多であり、優秀な法務人材を新たに確保することは非常に困難です。企業としてのサステナビリティの観点からは若手社員の育成も大きな課題です。
MNTSQの導入により、過去に蓄積した膨大なナレッジを一元化し、その独自の機械学習技術を通じて当該ナレッジをフル活用することにより、契約・法務相談業務を効率化・高度化し、若手社員の早期戦力化を図り、それにより捻出した人的リソース・時間を重要な経営マターに重点的に投入することが可能になると考えています。MNTSQが、法務部門として会社から求められる役割を実現するための起爆剤になることと期待しています。


MNTSQ株式会社 代表取締役 板谷 隆平
ナブテスコ様の法務業務基盤として「MNTSQ CLM」をご採用いただき誠に嬉しく思います。AI技術が発達し、法務に特化したナレッジ活用やUI / UXへの期待度も高まるなかで、Notesなどの汎用型システムを法務業務により即したLegalTechに置き換えていく動きが日本全体で進みつつあると感じます。このときLegalTechには、既存のシステムに備わっていた機能を一定程度カバーすることが求められますが、その意味でナブテスコさまにNotesの後継システムとして認めていただいたことを光栄に感じますし、更なる機能拡充に向けて気の引き締まる思いです。


  • 「MNTSQ CLM」の概要

「MNTSQ CLM」は、契約・法務業務を一気通貫で変革するサービスです。社内のデータと長島・大野・常松法律事務所のノウハウを自動的に一元化し、契約の作成・審査・管理からナレッジ化までをMNTSQ独自の機械学習技術でサポートします。単に業務を効率化するだけでなく、契約交渉やガバナンスの高度化を実現します。


  • MNTSQ株式会社について

MNTSQ株式会社は、「すべての合意をフェアにする」ことを掲げて、2018年11月に設立されました。四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所のノウハウと、契約・法務に特化した独自の機械学習との掛け合わせをコアとし、顧客の業務変革を支援します。契約の作成・審査・管理からナレッジ化までを一気通貫でサポートし、契約・法務業務を変革するサービス「MNTSQ CLM」を提供しています。

会社名:MNTSQ株式会社(モンテスキュー)
設立日:2018年11月14日
所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-9-8 人形町PREX 5F
代表者:板谷 隆平
URL:https://mntsq.co.jp

MNTSQ CLMの詳細をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
電話番号: 03-6206-2814 資料をダウンロードする