住友重機械工業、法務業務の品質向上と効率化の高次元での両立を目指し「MNTSQ CLM」を採用
MNTSQ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:板谷 隆平、以下「当社」)は、契約業務DXを実現するサービス「MNTSQ CLM (モンテスキュー シーエルエム )」を住友重機械工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:下村真司、以下「住友重機械工業」)へ提供を開始したことをお知らせいたします。
- 提供の背景
住友重機械工業 法務室は、法務業務における品質向上と効率化の高次元での両立を目標とし、その取組みの一環としてリーガルテックの積極的な活用を掲げています。その中で法務業務のナレッジマネジメント強化を目的に「MNTSQ CLM」を導入し、2023年12月に本格稼働を迎えています。
- 選定理由
以下の導入効果が見込まれることから、「MNTSQ CLM」が選定されました。
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法務ナレッジへのアクセス向上
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「MNTSQ CLM」のデータベースには、ファイルサーバーに散逸していたドキュメントや契約審査・契約交渉の経緯が一元集約されます。
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長島・大野・常松法律事務所の提供する契約書ひな形や条項ごとの解説文が格納されており、これは若手メンバーや中途入社で参画したメンバーのトレーニングに寄与する見込みです。
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これらにより、契約審査時に過去案件の経緯、関連ドキュメント、長島・大野・常松法律事務所のナレッジを迅速に参照することが可能となり、契約審査業務の効率化が期待されます。
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法務ナレッジを自動的に蓄積する体制づくり
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「MNTSQ CLM」の案件管理機能を活用して契約審査業務を行うことで、案件にまつわる各種ドキュメントや関連契約、および契約審査における経緯情報が自動的にデータベースに蓄積されます。
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格納された契約データは「MNTSQ CLM」のアルゴリズムによって解析され、分類・タグ付けが自動的に行われ、アクセスしやすいデータ構造が形成されます。
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- 導入企業によるコメント
住友重機械工業株式会社 法務室長 伊藤 達朗様
当社法務室では、既存システムを用いて法務業務に関するナレッジの共有を行ってきましたが、検索性や操作性といった面で課題があり、新しいシステム・ツールの導入を模索していました。「MNTSQ CLM」では各法務担当者の案件を一元管理することができ、これら案件に関する各種情報(契約書の内容や交渉経緯等)を効率的に共有することができるため、業務時間の短縮だけでなく、特に法務の若手担当者にとっては知見強化につながるものと考えております。「MNTSQ CLM」は、法務室全体の対応能力の底上げに資するものとして期待しております。
MNTSQ株式会社 代表取締役 板谷 隆平
住友重機械工業様の法務機能をサポートさせていただけることを大変嬉しく思います。法務人材の流動性が高まるなかで、継続的に法務機能を維持するためには、いかに属人化を排除するかが非常に重要となります。住友重機械工業様は、この問題を解決するために、ファイルサーバーに散在していたナレッジに着目し、それらのナレッジに誰もが容易にアクセスできる基盤をつくることによって、属人化を排除し、さらにはより付加価値の高い経営法務への転換を目指されております。この道乗りが必ず成功するよう、MNTSQ社としても全力で伴走させていただく所存です。
- 「MNTSQ CLM」の概要
「MNTSQ CLM」は、契約・法務業務を一気通貫で変革するサービスです。社内のデータと長島・大野・常松法律事務所のノウハウを自動的に一元化し、契約の作成・審査・管理からナレッジ化までをMNTSQ独自の機械学習技術でサポートします。単に業務を効率化するだけでなく、契約交渉やガバナンスの高度化を実現します。
- MNTSQ株式会社について
MNTSQ株式会社は、「すべての合意をフェアにする」ことを掲げて、2018年11月に設立されました。四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所のノウハウと、契約・法務に特化した独自の機械学習との掛け合わせをコアとし、顧客の業務変革を支援します。契約の作成・審査・管理からナレッジ化までを一気通貫でサポートし、契約・法務業務を変革するサービス「MNTSQ CLM」を提供しています。
会社名:MNTSQ株式会社(モンテスキュー)
設立日:2018年11月14日
所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-9-8 人形町PREX 5F
代表者:板谷 隆平
URL:https://mntsq.co.jp