多角化するコンテンツビジネスを支える講談社 知財・契約管理部が、 契約審査の品質強化のため「MNTSQ CLM」を採用

MNTSQ株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：板谷 隆平、以下「当社」）は、株式会社講談社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：野間 省伸、以下「講談社」）に契約業務DXを実現するサービス「MNTSQ CLM （モンテスキュー シーエルエム ）」の提供を開始したことをお知らせいたします。

• 提供の背景

さまざまな書籍や雑誌を取り扱う総合出版社である講談社は、紙の出版物や電子書籍だけでなく、映像化・ゲーム事業など多方面に、またグローバルに事業を展開し、出版業界のビジネス変革をリードしています。
ビジネスの多様化・多角化、グローバル化に伴い、講談社の編集総務局知財・契約管理部（以下「 知財・契約管理部」）で対応する契約審査においては、従来の契約類型にあてはまらない、新たな論点を含む、より複雑かつ新規性の高い案件が増えていきました。これを受け、従来の契約審査・契約管理基盤を刷新することを目的に、リーガルテックの導入を検討していました。

• 選定理由

以下のポイントが高く評価され、「MNTSQ CLM」が導入されました。

• ひとつのプラットフォームで案件管理が可能
  • 契約審査などの案件管理を「MNTSQ CLM」の案件管理に一元化。知財・編集管理部全体の案件の対応状況の把握が可能となる。
  • 知財・契約管理部担当者の個人フォルダやメールに保管されていた、案件に関する資料やビジネス経緯を「MNTSQ CLM」のデータベースに集約。誰でも簡単に有益なナレッジへのアクセスが可能になる。
    
    

• Wordファイルのコメントが「MNTSQ CLM」上でも直接閲覧可能
  • 「MNTSQ CLM」上で直接Wordファイルのコメントが閲覧できることで、各案件の背景や、契約書の条文ごとのレビューの意図を迅速にキャッチアップできる。
  • これは、Wordファイルを一旦ダウンロードし、それを開いて内容を確認するという時間と手間を省くことにつながり、他社のリーガルテック製品にない特徴である。
  • また類似した契約の締結時にも、過去の契約書のレビューポイントを手軽に確認でき、ナレッジとして活用することができる。

• 導入企業によるコメント

株式会社講談社　知財・契約管理部　部長　長谷部 不止志様
新たな事業領域へのチャレンジと共に、契約審査や法律相談の依頼件数が増加する中、キャリア採用を通じた人員強化を図ってきましたが、現有人員の業務効率化と質向上には、案件の属人化と過去案件へのアクセスコストの課題解消が不可欠となりました。働き方も変わる中、在宅勤務の環境にも対応できる「MNTSQ CLM」がベストと判断致しました。今後の活用により、部員の能力が効率よく発揮され、さらには担当外の部員への知見提供にも寄与し、部内ナレッジが有機的に活用され、部のアウトプットが強化されていくものと期待しています。

MNTSQ株式会社　代表取締役　板谷 隆平
講談社様の契約基盤として、「MNTSQ CLM」をご採択いただき大変嬉しく思います。出版物などの知的財産権の保護には業界特有のノウハウが求められ、契約交渉は事業上重要でありながらも属人化しがちであるという問題に対して、テクノロジーの活用によるナレッジシェアはその解決の一端を担い得るものと考えております。業界をリードする講談社様を裏から支える業務基盤として、今後とも精進して参ります。

• 「MNTSQ CLM」の概要

「MNTSQ CLM」は、契約・法務業務を一気通貫で変革するサービスです。社内のデータと長島・大野・常松法律事務所のノウハウを自動的に一元化し、契約の作成・審査・管理からナレッジ化までをMNTSQ独自の機械学習技術でサポートします。単に業務を効率化するだけでなく、契約交渉やガバナンスの高度化を実現します。

• MNTSQ株式会社について

MNTSQ株式会社は、「すべての合意をフェアにする」ことを掲げて、2018年11月に設立されました。四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所のノウハウと、契約・法務に特化した独自の機械学習との掛け合わせをコアとし、顧客の業務変革を支援します。契約の作成・審査・管理からナレッジ化までを一気通貫でサポートし、契約・法務業務を変革するサービス「MNTSQ CLM」を提供しています。

会社名：MNTSQ株式会社（モンテスキュー）
設立日：2018年11月14日
所在地：東京都中央区日本橋堀留町1-9-8 人形町PREX 5F
代表者：板谷 隆平
URL：https://mntsq.co.jp