連結約1万人、国内法務13名。徹底した「二段構えの審査体制」
MNTSQ 田邉:はじめに、クラレの事業概要と会社の規模感について教えてください。
坂本:
クラレは1926年設立で、今年ちょうど創業100周年を迎えます。
始まりは木材パルプ等を原料とする再生繊維「レーヨン」でした。そこから化学繊維へ展開し、ビニロンやポリエステルなどを手がけるようになりました。祖業のレーヨン事業からは20年以上前に撤退しており、現在は売上高の約8割を化学品等が占めています。
繊維事業も一部残っていますが、一般的な衣服向けは少なく、ロープなど高いスペックが求められる産業資材分野が中心です。
会社の規模としては、相次ぐM&Aを経て現在の連結従業員数は約1.2万人(うち日本人は約6割)になりました。組織はインハウスカンパニー制をとっており、「ビニルアセテート樹脂」「ビニルアセテートフィルム」「イソプレン」「機能材料」「繊維」の5カンパニーの下に、各事業部が置かれています。
MNTSQ 田邉:法務部は、そのカンパニーごとに配置されているのか、法務部の体制についても教えてください。

坂本:
法務部はカンパニー直下ではなく、全社を見るコーポレート部門として「サステナビリティ推進本部」の下に置かれています。拠点は東京と大阪に分かれていて、私と荒木が所属する大阪グループは、大阪に拠点を構える繊維カンパニーや活性炭事業、多数の関係会社をサポートしています。
一方の東京グループは、化学品関係やコーポレート全般、株主総会対応などを担当する形です。人数は東京が約10名、大阪が3名で、国内は計13名ほど。加えて海外拠点(欧州3名、米州5名、中国、ブラジルなど)にも法務担当を配置し、地域ごとにカバーしています。
MNTSQ 田邉:国内の法務業務を、東京・大阪の約13名で。具体的にはどのような案件が多いのでしょうか。
坂本:
業務の半分以上は「契約の審査と作成」ですね。若手ほど契約審査の割合が高く、シニアになるほど複雑な法務相談や経営に関わる案件が増えていきます。
荒木:
件数で言えば秘密保持契約(NDA)が最多ですが、かける時間で見ると、取引基本契約や売買契約、業務委託契約のウェイトが大きくなります。
MNTSQ 田邉:他社と比較して、クラレならではの法務部の特徴はありますか。

清田:
わたしは中途入社なのですが、転職してきて感じたのは審査フローの重厚さです。
審査案件については、少なくとも担当が見たうえでその上の管理職がレビューに入るという二段構えで対応しています。複雑な類型では部長まで含めた三段構えになるなど、確認が徹底されています。前職も形式としてはダブルチェックでしたが、個人の裁量に委ねられる部分が大きい運用でした。
一方クラレは、担当者ごとのバラつきを防ぎ、組織としての品質を均一化させる意識がとても高いです。
MNTSQ 田邉:13名という体制で、そこまで手をかけていらっしゃる。契約まわりを見るだけでも相当な工数になりそうですね。
坂本:
そうですね。大型M&Aなどが重なると途端に業務が逼迫することもありますが、普段は工夫しながらなんとか回しています。
「ダブルチェック」と堅苦しく構えるというよりは、経験豊富な上司のレビューを通じて、部全体のクオリティを一定以上に保つ文化が自然と根付いている印象ですね。
「Notes終了」と「全社DX」。2つの波が重なり始動したシステム刷新
MNTSQ 田邉:MNTSQの導入を検討されることになった、最初のきっかけから教えていただけますか。
坂本:
一番のきっかけは、長年使っていた基幹システム「Notes」の終了です。IT部門から「2027年でNotesの社内利用が終わるから、各部署でそれぞれ移行先を考えてください」と言われたんです。
当時のNotesでは、契約審査の相談や締結済みの契約書保管はもちろん、競合他社との会合に関するコンプライアンスの事前確認や、各部署の印鑑登録まで、法務業務のほぼ全てを運用していました。
社内で一番データのボリュームが大きかったのが我々法務部で、「この大量の書類(PDFデータ等)をどこへ動かせばいいのか」というのは社内でも問題になっていました。
MNTSQ 田邉:全社共通の移行システムが決まるのを待つ、という選択肢もあったのでしょうか。
坂本:
当時は全社共通システムの方針自体がまだ決まっていませんでした。それを待ってから法務の移行を進めていたら、どう考えても時間が足りなくなってしまう。「それなら、先に動ける自分たちから動いてしまおう」と考えました。
MNTSQ 田邉:法務部が主導してツールを刷新するプロジェクトは、今回が初めてだったのでしょうか。
坂本:
Notesを入れた2008年以来なので、部としてはほぼ初めての挑戦でしたね。ただ、私も含めて海外子会社に出向していたメンバーがいて、現地でSharePointを使って契約システムやワークフローを立ち上げたことがあったんです。その時の小さな成功体験があったのは、心理的に大きかったかもしれません。
MNTSQ 田邉:日々の法務業務も抱える中で、推進体制はどのように作っていかれたのですか。
坂本:
これがちょうどタイミングよく、全社で「DX教育プログラム」が立ち上がったんです。各部署から希望者を募って半年間ITプロジェクト推進を学ぶ研修で、私が法務部代表として送り込まれまして(笑)。
その研修の卒業課題が「自部署でDX施策を1つ立ち上げて実践すること」だったんです。「ちょうど契約システムも探さなきゃいけないし、乗りかかった船だからこれを課題にしよう」と決めました。会社としてDXに力を入れ始めた時期だったこともあり、予算の相談がしやすかったのも追い風になりましたね。
MNTSQ 田邉:全社的なDXの機運とうまく噛み合ったのですね。プロジェクトメンバーはどのように集めたのでしょうか。

坂本:
法務部の拠点は東京と大阪に分かれているので、東京側にもコアメンバーが必要でした。そこで、東京で私と同じDX研修を受けていた清田たちに声をかけて、東西あわせて5名のチームでスタートしました。
6〜7社を比較して見えた選定軸。「大企業での使い勝手」と検索性の高さが決め手に
MNTSQ 田邉:坂本様は、かなり早い時期からMNTSQをご存知だったと伺いました。
坂本:
海外赴任から帰国した2020年頃、リーガルテックの潮流を知り、業務効率化の可能性を探る中でMNTSQの存在を知りました。
その頃、特に参考になったのが、『企業法務におけるナレッジ・マネジメント』(商事法務)ですね。この本を読み、「ナレッジを1カ所に集約し、全員で検索・活用しながら契約書を磨き上げていく仕組みが必要だ」と強く感じたんです。
当時はNotesが現役で、予算面のハードルもあったため情報収集にとどまりましたが、ここで得た考え方が、後のサービス選定の軸になりました。
MNTSQ 田邉:その後、Notes終了予定に伴い本格的な比較検討へ入られるわけですが、何社ほど検討されたのですか。
坂本:
電子契約サービスをはじめ、複合機メーカーや名刺管理サービス、海外子会社で利用していた購買システムまで、幅広く6〜7社に話を聞きました。当初は、Notesの機能を丸ごと置き換えられるサービスを探していました。
ただ、比較を進めるうちに、それぞれのシステムでは担う役割が異なると気づいたんです。Notesは決裁や稟議の機能が中心ですが、リーガルテックはナレッジの活用や法務業務の効率化に強みがあります。そこで、稟議はIT部門が用意する別システムに任せ、法務システムは契約業務とナレッジ活用に役割を絞ることにしました。
MNTSQ 田邉:システムごとの役割を整理したことで、比較の軸も明確になったんですね。
坂本:
ええ。OCRによる読み込みや機械学習を用いた分析など、基本的な機能はどのサービスも一定の水準にありました。
そのうえで重視したのが、「英語インターフェースの有無」「ワークフローへの対応力」、そして「大手企業にとっての使い勝手」です。私たちも小さな会社ではなく、いわゆる大手企業に入ります。だからこそ、大手企業の規模や複雑な運用に適したサービスかどうかは、重要な判断軸でした。
実は、最後まで候補に残った競合サービスが一つありました。ただ、比較していく中で、「1人から5人ほどの法務部に適したサービスなのだろう」と捉え、そちらのサービスはクラレ本体の規模や運用には合わないと判断しました。
一方、グループ会社ではそのサービスを実際に導入しています。そこは法務担当者が1名なので、その担当者も「小規模な法務部に向いているサービスだよね」と話していました。サービスの優劣ではなく、法務部の規模や運用に応じて選ぶことが大切なのだと思います。
MNTSQ 田邉:クラレでは英文契約が全体の3割強を占めていると伺っています。MNTSQは英語表示にも対応していますが、将来的な海外展開も見据えていたのでしょうか。
坂本:
そうですね。まずは国内から導入していますが、将来的には海外拠点を含めてグローバルに展開していきたいと考えています。
MNTSQ 田邉:そのなかで、最終的にMNTSQを選ばれた決め手は何だったのでしょうか。
坂本:
「求めている条文や過去事例に、いかに迷わずたどり着けるか」という点です。
MNTSQは、条件を絞りながら目的のナレッジを探せることに加え、さまざまな切り口で情報を分類してくれます。MNTSQの説明を聞くなかで、これなら実務でも使いやすいと感じ、導入後のイメージを具体的に持てたことが決め手になりました。
MNTSQ 田邉: 当初は予算面にもハードルがあったとのことですが、そちらはどうやって進められたのでしょうか。
坂本:
一番大きかったのは、社内の投資に対する感覚が変わったことですね。当時は全社でSAPの刷新が進み、桁が1つ、2つ違う規模のプロジェクトが動いていました。そのなかで、DXには相応の投資が必要だという認識が社内に広がっていたのだと思います。
加えて、この取り組みがDX教育プログラムの実践プロジェクトだったことも追い風になりました。会社としてDXに力を入れている時期と重なったことで、社内でも「これぐらいの費用感なら」と受け止められ、予算を通しやすくなりました。
業務をシステムに合わせ、法務部から小さく始める。段階的に進めた全社展開
MNTSQ 田邉:Notesから新システムへ移行するにあたり、業務フローの整理はどのように進められたのでしょうか。
坂本:
MNTSQを利用されている他社の運用事例も伺いながら、「システムを自分たちのフローに合わせるのではなく、業務フローをシステム側に合わせよう」と部内や社内に説明し、割り切って進めました。Notesと全く同じ運用を再現しようとせず、標準機能に合わせて業務を変える判断をした形です。
MNTSQ 田邉:MNTSQの導入プロセスで、特に苦労されたポイントはありましたか。

荒木:
一番大変だったのは、人事システム(COMPANY)との「ユーザー情報連携」ですね。
Notes終了に伴い、人事データと連携させる必要があったのですが、長年の運用で組織階層がつぎはぎになっており、本部と事業部が同じ階層に混在するような不整合が起きていました。
最終的には、実際に契約手続きを行う本社の社員を中心にアクセス権限を絞り込み、現場の工場ラインなど契約を扱わない部署を除外することで、実効性のある形で整理をつけました。
MNTSQ 田邉:現在は全社約2,500アカウントで案件管理・契約管理を活用されていますが、全社展開はどのようなステップで進められたのでしょうか。
坂本:
いきなり全社展開するのではなく、まずは法務部内だけで案件管理を使うスロースタートを切りました。部内で手触り感を確かめつつ、裏側で過去データの移行を進め、万全の態勢を整えてから全体へ広げていきました。事業部への展開にあたっては、Notes時代の申請項目と極力揃えることで、ユーザーが違和感なくスムーズに移行できるよう配慮しました。
荒木:
2026年1月の切り替えに向けて、前年の11月末からアナウンスを始めました。12月には説明会を3回開催し、録画も公開してフォローしています。 権限周りの細かな問合せはあるものの、大きなトラブルもなくスムーズに全社運用へ移行できています。
過去のナレッジを捨てない。17年分・約2万件を引き継いだデータ移行
MNTSQ 田邉:これまで管理されてきた契約書が20年近くあると伺っています。これまでの運用と、今回のシステム移行作業について教えてください。
坂本:
契約書は20年以上前から法務部で一括管理しています。以前は紙の契約書を保管し、契約先や締結日などをAccessで管理していました。
その後、2008年頃からNotesへ移行したという流れです。ただ、Notesへ移行してからも、契約の更新時期を見落とすことはありました。事業部から「1年前に切れていた契約を延長したい」と相談されることも少なくなかったんです。契約書を保管するだけでなく、更新期限まで含めて確実に管理できる仕組みが必要だと感じていました。
MNTSQ 田邉:長年運用してきたNotesには、相当な量のデータが蓄積されていたのではないですか。
坂本:
そうですね。そのため、今回のシステム選定で絶対に譲れなかったのが、「2008年以来蓄積してきたデータを捨てずに引き継ぐこと」でした。Notesに残っているのは、単なる契約書のデータではなく、クラレ法務が長年積み上げてきたナレッジです。
それを新しいシステムへ確実に移せることに加え、過去にも同様の移行を手がけた実績がある会社を選びたいと考えていました。MNTSQさんに相談した際、Notesから移行した他社の事例を具体的に伺い、「これなら安心して任せられる」と感じました。データ移行の実績は、MNTSQさんを選んだ大きな理由の一つです。
MNTSQ 田邉:実際の移行作業は、わたしもご一緒させていただきましたが、改めて移行の進め方についてお伺いします。

荒木:
まず、社内のIT部門にプログラムを組んでもらい、Notes内のPDFに案件番号を紐づけた状態でダウンロードしました。それを管理用のCSVと一緒にMNTSQさんへ渡し、移行していただきました。
対象となったのは、2008年から2025年までに締結した約2万件の契約書です。それだけでなく、法務部内で作成した検討過程のWordファイルなども含め、Notesに蓄積されていたデータをまとめて引き継ぎました。
坂本:
2008年頃のNotes導入以降、契約書はすべてPDF化していたので、そのデータは今回の移行対象にできました。それ以前の契約書は紙でしか残っていませんが、実務で参照する機会はそれほど多くないため、大きな支障はないと考えています。
MNTSQ 田邉:約2万件に加えて、検討過程のデータまで移すとなると、最初は相当な作業が発生すると想定されていたのではないでしょうか。
坂本:
それが、驚くほど滞りなく進みました。一部に修正が必要なデータはありましたが、手作業で十分に対応できる程度でした。
MNTSQ 田邉:Notesから移行する企業であれば、どこでも同じようにスムーズに進む、というわけではないのですが、クラレ様の場合は移行先とのデータ形式の相性がよかった、というのがありました。
坂本:
Notes内のデータが比較的きれいに整理していたということもありますね。
それが、約2万件という規模でもスムーズに移行できた理由だと思います。日頃からデータを一定のルールで管理してきたこともあり、Notesに蓄積したナレッジを新しいシステムへ無事に引き継ぐことができました。
情報の検索先が1カ所に集約。メール自動連携で「思考プロセス」まで可視化
MNTSQ 田邉:実際に運用を始めて、Notesからの移行や使い勝手をどのように評価されていますか。
坂本:
Notesで行っていた業務を問題なく引き継ぐ、という目標はクリアできています。そのうえで、過去の契約を探しやすくなり、条文検索をはじめとする機能も使いやすい。全体として大満足しています。
ダッシュボードでは、部下の案件状況や東京・大阪の業務バランスも確認するようになりました。案件ごとに重さが異なるため、件数だけですべてを判断できるわけではありませんが、全体像をつかみやすくなりましたね。
MNTSQ 田邉:現場での検索やナレッジ活用は、どのように変わりましたか。
清田:
中途入社の立場から、特に大きな変化を感じています。以前は、審査履歴はNotes、締結済みの契約書や背景資料は社内サーバーやBoxと、検索先が4〜5カ所に分散していました。保管場所によって検索の仕方も異なるため、長く在籍している人に聞かなければ、必要な情報へたどり着けなかったんです。
現在は、関連資料をMNTSQに集約する運用になり、キーワードを入力すれば必要な情報をまとめて探せるようになりました。外から入ってきた人間としては、本当にありがたい変化です。
荒木:
新卒で入社した私も、同じ課題を感じていました。上司から「過去の類似案件が参考になるよ」と案件名を教えてもらっても、どこを探せばいいのか分からなかったんです。
今は案件名で検索すれば、当時の資料だけでなく、さらに過去に参照された事例までたどれるようになりました。若手でも、蓄積されたナレッジを活用しやすくなったと思います。
MNTSQ 田邉:資料の探しやすさだけでなく、審査のプロセスにも変化はありましたか。
清田:
助かっているのが、検討の過程まで見えるようになったことです。以前は、担当者同士のメールに埋もれたやり取りがブラックボックスになり、どのような検討を経て結論に至ったのかを追うのが難しい状態でした。
MNTSQの案件管理では、メールのやり取りが自動的にログとして残ります。担当者が追加で記録する手間をかけることなく、思考プロセスまで共有できるようになりました。
坂本:
案件ごとのやり取りが時系列で整理されるため、レビューする側としても助かっています。契約書の修正を見て「ここは相手に確認したのかな」と思ったときも、履歴をたどれば確認済みかどうかが分かりますから。
MNTSQ 田邉:冒頭で重厚な審査体制についてお話しいただきましたが、そのあたりはいかがでしょうか。
坂本:
審査のプロセスそのものを減らしたわけではありません。ただ、確認のために過去の経緯を探しにいく時間や、担当者に聞き直す手間は確実に減っています。品質を担保するための手厚さは維持したまま、国内13名の体制で回せている。それが率直な実感です。
法務の価値を「経営の言葉」で語る。「クラレ法務のコンテキスト」を共有できる組織へ
MNTSQ 田邉:案件や業務の状況が見えるようになった先に、法務部として今後取り組みたいテーマや、目指す組織像をお聞かせください。
坂本:
最大のテーマは、「経営の言葉で法務を語り、その貢献を見える化すること」です。
これまで法務部は、どうしても法務の言葉で仕事や価値を説明してきました。一方、経営層の多くは非法務出身です。法務が経営に貢献しているという感覚はあっても、「どのように、どれだけ貢献しているのか」を、経営層が理解できる形で十分に示せていないという課題があります。
そこで、例えば「法務ROI」のような考え方を使って経営への法務の重要性を説明したいと思っています。次期中期計画に向けて明確なKPIを設定し、法務の仕事と経営への貢献を結びつける。経営の言葉で法務の価値を説明できる組織を目指したいですね。
荒木:
実務面で取り組みたいのは、決裁システムとMNTSQの連携です。
現在、NotesからServiceNowへ移行する締結決裁の仕組みと、MNTSQによる案件・契約管理は、それぞれ独立しています。
この2つを自動的に行き来できるようにし、決裁から案件管理、契約管理までをシームレスにつなげることで、さらに業務を効率化していきたいと考えています。
清田:
私が目指したいのは、中途入社者でも「クラレ法務としての文法やコンテキスト」をすぐに理解できる環境をつくることです。
MNTSQによって、法務部員がどのように考え、一つひとつの案件を進めてきたのかが見えるようになりました。そこに蓄積された思考プロセスをたどることで、外から入った人もクラレ法務の判断軸を学びやすくなると思います。
今後は中途入社者だけでなく、営業など現場の知見を持つ人材が法務部へ加わった際にも、スムーズに業務へキャッチアップできるようにしたい。それによって部内の人材流動性を高め、より多くの人が法務の知見を身につけられる基盤として、MNTSQをしっかり使いこなしていきたいですね。
クラレの皆様、お忙しいところ、貴重なお話をありがとうございました。



