■ 提供の背景
2019年に設立されたauFHは、KDDIグループの金融・決済事業戦略推進とシナジー創出を担う金融持株会社として事業会社と共にグループ成長を加速させており、グループ全体の総資産は設立からの5年間で約3倍に成長しました。
その中で法務業務として契約審査、コンプライアンス対応、各部門の法的サポート等、多様な業務に対応する上で、業務をITで効率化・高度化するリーガルテックの導入を検討していました。
■ 選定理由
以下の理由でauFHに「MNTSQ CLM」が採用されました。
- 法務相談の一元化・可視化
法務相談を「MNTSQ CLM」で一元管理することにより、審査案件・相談案件の効率的な管理と進捗状況の可視化が可能になる。 - 契約データの一元化・可視化
これまで事業部門単位で個別管理されていた契約データを「MNTSQ CLM」に集約し、一元管理することで、社内の誰もが適切な閲覧権限の元で迅速に契約データを参照することが可能になる。 - 法務業務の効率化・高度化
契約締結前の事前審査から契約締結後の契約書管理までを「MNTSQ CLM」で一貫して行うことにより、契約業務のナレッジが蓄積される。 - 法務判断の標準化・共有
過去の弁護士見解や類似案件の審査履歴を「MNTSQ CLM」に蓄積し、法務部内で共有することにより、法務判断について属人化を防ぐとともに、部内での標準化を進めるために活用できる。
■ 導入企業によるコメント
auフィナンシャルホールディングス株式会社
コンプライアンス統括部 マネージャー 黒木 慎一 様
当社では、メールやチャット、電話等、法務相談の受付窓口が複数存在することで法務部門の業務が非効率となっており、一元管理する必要性を感じていました。今回、MNTSQを導入したことで申請部門・法務部門とも業務の効率化につながっただけでなく、申請フォームが柔軟に設計できることから必要な情報が過不足なく入手できるようになったと感じています。また、意識せずとも、普段の業務の中でナレッジが蓄積されていくことも優れた特徴だと感じます。
MNTSQ株式会社 代表取締役 板谷 隆平
auフィナンシャルホールディングス様の業務基盤として「MNTSQ CLM」をご採択いただき誠に嬉しく思います。法務部門への要求業務は年々広範となる傾向にあり、コンプライアンス対応や新規事業支援まで必要となるなかで、契約業務はより効率的に、それでいて組織としての専門知識を以て対応することが求められています。また、グループ会社を横断したガバナンス体制が求められる中、ITインフラの観点から下支えができるシステムが必要です。「MNTSQ CLM」がauフィナンシャルホールディングス様においてこのような役割を果たせるよう、気を引き締めて伴走して参ります。
■ 「MNTSQ CLM」の概要
「MNTSQ CLM」は、契約・法務業務を一気通貫で変革するサービスです。社内のデータと長島・大野・常松法律事務所のノウハウを自動的に一元化し、契約の作成・審査・管理からナレッジ化までをMNTSQ独自の機械学習技術でサポートします。単に業務を効率化するだけでなく、契約交渉やガバナンスの高度化を実現します。
■ MNTSQ株式会社について
MNTSQ株式会社は、「すべての合意をフェアにする」ことを掲げて、2018年11月に設立されました。四大法律事務所の一つである長島・大野・常松法律事務所のノウハウと、契約・法務に特化した独自の機械学習との掛け合わせをコアとし、顧客の業務変革を支援します。契約の作成・審査・管理からナレッジ化までを一気通貫でサポートし、契約・法務業務を変革するサービス「MNTSQ CLM」を提供しています。
会社名:MNTSQ株式会社(モンテスキュー)
設立日:2018年11月14日
所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-9-8 PREX人形町 5F
代表者:板谷 隆平
URL:https://mntsq.co.jp